2017年3月15日水曜日

ニュース斜め読み【2017年3月】


お気に入りニュースサイト「CUBADEBATE」ですが、じっくり目を通す時間がなかなか持てずにおりまして。
以下、ここ数日の記事をざっとスクロールして「お!」と思ったニュースを並べてみました。

●3月9日
ポルトガル、パナマ、ブラジル、スペインが参入して5つの新規事業が立ち上げられ、現在キューバを含む11カ国による24の事業が展開している模様。
内実を詳しく見れば「うち8つが操業中」ということでまだ開店前の準備期間のようですが、外国からの投資は既に今現在で966,000,000,000ドル(9千六百六十億ドル)以上にのぼっており、本格的に稼働すれば4073社が通常操業することになる、と責任者のオスカル・ペレス氏は明言したそうです。
事業(プロジェクト)数、参加国数、会社数の関連がうまくイメージできませんが、ま、順調そうで嬉しいな、というニュースでした。

●3月10日
キューバは、日本からの支援金をハバナのゴミ収集車の増台と稲作の生産性向上のための機材購入に充てるとのこと。
一方、日本側代表の園浦かんたろうさんは「支援が日本とキューバの絆をさらに深める礎になるだろう」と述べたそうです。
具体的なキューバと情緒的な日本の、双方の談話が大変興味深いと思った記事でした。

●3月10日
これは「お!」というより「おお!」っというニュース。
ハバナ・ビエハのパルケ・セントラルにキューバ初の「5ツ星超え」(Cinco estrellas plus)のホテルが今月中にオープンするそうです。
その名は「Gran Hotel Manzana Kempiski」。「グランホテル マンサナ ケンピスキ」って発音するのかな。「ケンピスキ」ってちょっと違和感がある響きですが、ドイツ系のホテルチェーンだそうです。
打たせ湯付き大浴場、世界遺産ハバナ・ビエハが見下ろせる屋上プールと、趣向を凝らした設備があるようです。5ツ星に「プラス」がついてるわけですから豪華さは推して知るべし、ですね。


ハバナ・ビエハのアルマス広場近くの海沿いにも大きなホテルを建設してましたが、そちらはフランス系資本の5ツ星と聞きました。
ハバナの風景も、これからどんどん変わっていくのでしょう。ノスタルジックなハバナの街並みが好きな私ですが、観光立国をめざすキューバで観光開発が進むのは悪いことではありません。
一抹の寂しさも感じつつ、観光でがっつり儲けてほしい、格差が広がらないよう、うまいこと配分して、みんなハッピーになってほしいと願っています。


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